2015年 08月 15日
protéger
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守る。
昨日、散歩先でよもや大型犬と…ということがありました。
みみも娘も放牧できる、よく行くグラウンドがあって、
そこはトラックの他にバスケットコートも何面かあるわりと広い敷地。
ほぼほぼフェンスで囲まれています。
フェンスの隣はこれまた広い草っぱら。
グラウンドに入った時、飼い主らしい男女と隣りの草っぱらに入って行く大型犬を見ました。
顔が少しピットブルに似た、でもボクサーのようなきれいな体格。そのあたりのミックスかな。
(どうもみみはテリア系の犬に吠えられがちで、挨拶も無理かな残念と思ったのでよく覚えていました)
グラウンドには我々家族のみ。
一番奥で、娘をベビーカーからおろし遊び始めると、
少し離れたところにいたオット氏が、犬来たぞと叫びました。
え?と顔を上げるとと、さっきのそのこがこちらに向かって一直線に走って来る。
慌てて娘を抱き上げ、オット氏に「みみ抱き上げて」と叫びました。
みみは少し離れたところに居て、オット氏が大声(むしろ怒号)で呼び寄せ抱き上げました。
ピットブル似の彼は少し離れたところで立ち止まる。
耳や尾、顔つきが完全に攻撃態勢。どう見ても挨拶しに走ってきたわけではなさそう。
と、今度は娘(と私)の方に向き直る。
まじか。近付いて来るよ。
顔を見ながら、静かに「non, non」と言いつつ、娘をできるだけ高く抱いて、ゆっくりと離れる。
犬は立ち止まる。
その間も、犬を見つつ、おそらく飼い主が居る方向へ、ゆっくり歩く。
50mほど歩いた頃か、飼い主が何か叫びながら出てきました。
それでもしばらく動かなかった犬ですが、ようやく飼い主の方へ。
飼い主と私の距離、200mほど。
「繋いでください、小さい子供も犬もいるんです、あなたの犬攻撃しようとしてましたよ。
あなたにはいいこかもしれませんが危ないじゃないですか」
そう叫んだけども、飼い主のおじさん、何かもごもご言って自分の犬にdégage!dégage!(行け、出ろ)言うだけで、リードすらせずに出ていきました。
まじか。
ちょっとさすがにアレなので、帰ろうかと外に出たら、
草っぱらから出て、離れた交差点を歩いていく彼らが見えました(さすがにリードしてた)。
本当は攻撃するつもりはなかったかもしれない。
本当はみみと同じように犬はみんな遊んでくれると思ってるこなのかもしれない。
本当は撫ぜてほしいだけかもしれない。
でも、そうじゃないかもしれない。
そうじゃなかったら、
守るということがどれだけ保障できないことか。
それを考えると本当に怖い。
フランスは愛犬国だけれども、残念な飼い主もたくさんいます。
制御すべき時にそうできない人は飼えないようになればいいのになぁ。
*追記
後日、 gendarmerie に連絡。パトロール時に注意してくれるよう頼みました。
(この辺りの田舎はpoliceではなくて警察業務もgendarmerieなので)
défendre et protéger
今日は久しぶりに晴れました。
* mimi du jour *
フフーン♪
昨日、散歩先でよもや大型犬と…ということがありました。
みみも娘も放牧できる、よく行くグラウンドがあって、
そこはトラックの他にバスケットコートも何面かあるわりと広い敷地。
ほぼほぼフェンスで囲まれています。
フェンスの隣はこれまた広い草っぱら。
グラウンドに入った時、飼い主らしい男女と隣りの草っぱらに入って行く大型犬を見ました。
顔が少しピットブルに似た、でもボクサーのようなきれいな体格。そのあたりのミックスかな。
(どうもみみはテリア系の犬に吠えられがちで、挨拶も無理かな残念と思ったのでよく覚えていました)
グラウンドには我々家族のみ。
一番奥で、娘をベビーカーからおろし遊び始めると、
少し離れたところにいたオット氏が、犬来たぞと叫びました。
え?と顔を上げるとと、さっきのそのこがこちらに向かって一直線に走って来る。
慌てて娘を抱き上げ、オット氏に「みみ抱き上げて」と叫びました。
ピットブル似の彼は少し離れたところで立ち止まる。
耳や尾、顔つきが完全に攻撃態勢。どう見ても挨拶しに走ってきたわけではなさそう。
と、今度は娘(と私)の方に向き直る。
まじか。近付いて来るよ。
顔を見ながら、静かに「non, non」と言いつつ、娘をできるだけ高く抱いて、ゆっくりと離れる。
犬は立ち止まる。
その間も、犬を見つつ、おそらく飼い主が居る方向へ、ゆっくり歩く。
50mほど歩いた頃か、飼い主が何か叫びながら出てきました。
それでもしばらく動かなかった犬ですが、ようやく飼い主の方へ。
飼い主と私の距離、200mほど。
「繋いでください、小さい子供も犬もいるんです、あなたの犬攻撃しようとしてましたよ。
あなたにはいいこかもしれませんが危ないじゃないですか」
そう叫んだけども、飼い主のおじさん、何かもごもご言って自分の犬にdégage!dégage!(行け、出ろ)言うだけで、リードすらせずに出ていきました。
まじか。
ちょっとさすがにアレなので、帰ろうかと外に出たら、
草っぱらから出て、離れた交差点を歩いていく彼らが見えました(さすがにリードしてた)。
本当は攻撃するつもりはなかったかもしれない。
本当はみみと同じように犬はみんな遊んでくれると思ってるこなのかもしれない。
本当は撫ぜてほしいだけかもしれない。
でも、そうじゃないかもしれない。
そうじゃなかったら、
守るということがどれだけ保障できないことか。
それを考えると本当に怖い。
フランスは愛犬国だけれども、残念な飼い主もたくさんいます。
制御すべき時にそうできない人は飼えないようになればいいのになぁ。
*追記
後日、 gendarmerie に連絡。パトロール時に注意してくれるよう頼みました。
(この辺りの田舎はpoliceではなくて警察業務もgendarmerieなので)
défendre et protéger
* mimi du jour *
by flatflaterick
| 2015-08-15 00:00
| みみさん