2014年 04月 08日
paris
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パリ。
先週、パリまで行ってきました。
強行日帰りの巻き。
今回のパリ行きは、娘のパスポートを作るためパリの日本大使館に行くことが目的。
大使館の開館日、日本から取り寄せた戸籍謄本の有効期限(6ヶ月)、オットの仕事との兼ね合い、
みみの宿泊ペンションの空き具合、天候、その他諸々の条件を考えていたところ、
急遽先週末、そしてちょっと大変だけど日帰りで行くことに。
車で行くのもありですが、腰痛持ちのオット1人で往復1000㎞は辛すぎる(ワタクシオートマ限定 だはは)ということで、
TGVで行って参りました。
片道3時間半。疲れた。そして娘はもっと疲れたに違いない。お疲れちゃん。
パスポートについて。
フランスでの日本のパスポート申請は、ブルターニュあたりだとパリの大使館で行います(県による)。
未成年のパスポートの申請は親なり代理人でOKですが、
受け取りは乳児だろうが本人が訪館しなければならないとのこと。
有難いのはワタクシ共のように遠方に住む者用に当日発券のサービスがあるので(要予約)、
朝10時半ぐらいまでに申請すれば、夕方4時くらいに受取が可能。
ということで、なんとか日帰りも可能というワケです。
また、このところの円高の影響でこの4月から発給費が若干お安くなったもよう。
詳しくは日本大使館HPで。
当日。
4時半に起きて支度、爆睡中の娘を5時に起こしてオムツ替え+着替え、5時20分家を出発。
5時50分の始発のTGVに乗車。
普段、起きてから1時間くらいはご機嫌に遊んでいることも多い娘、
朝っぱらから出かけるわ、初めての駅だわ、意外と人が多いわ、電車だわ動き出したわで、
ぐずることなく、寧ろびっくりしつつ6時半、落ち着いてきた頃に空腹に気付きそうだったので授乳。
隣の車両ががらがらだったので移動して授乳しました。(無理そうならミルクを調乳予定でした)
朝いちばん、ご機嫌な娘。
今回のTGVは一等車両(premiere classe)を予約。
何でもちょっと席がゆったりめらしいので、ちょっと楽かなと。
で、確かに席はゆったりめ、クッションもふかふかめw、なかなか快適です。
車内は4人がけのボックスっぽい(完全に仕切られてはいない)席と、2人向き合った席のみ。
全体的にゆったりした、という以外他に大したメリットはないけれど、
各席ごとに電源があってPCや携帯の使用にはストレスがなくてよいです。
チケットは二等に比べると少し高くなりますが、早割や各種割引を使うと普段の2等よりも安く購入可能です。
今回我々が使ったのは la carte Enfant Famille という割引で、子供がいる家族割引のひとつ。
SNCFは3歳までの子供は無料ですが(たぶん)、この割引を使うとその同伴家族も25~50%オフ。
この他にも複数の子供がいるバージョンとか、フランスの鉄道は色々割引があるようです→コチラ
わが家はパリ行を考え始めていた先月、取敢えずこのカードだけネットで申し込んでいました。
(申し込むと1週間ほどでカード到着。意外な速さw)
TGV車内では行きと帰りと1回ずつオムツ替えもトライ。
列車によってはオムツ替え専用のスペースもあるらしいのだけど、
今回乗った列車(車両?)はトイレの中に交換台があるタイプでした(飛行機内のトイレと似た感じ)。
台の大きさは60cm四方くらい、寝かせると完全に足ははみ出ます。
そのクッション付きの台の上に、持参したオムツ替えマットを広げて使用しました。
シート自体はまぁきれいですが、トイレ自体が大概あんまりアレなので朝一ならともかく長居はしたくないかな。
それより何より不便なのは数が少ないこと。
全トイレに付いているわけではないので、場所によってはひどく不便かも。
今回は往復共に2車両先まで行きました。遠い。
TGVの中での娘はというと、ほぼ起きていて(涙
授乳後少しうとうとしたのでエルゴに入れてみたら少し寝てくれたけどそれも30分ほど。
普段ベッドなどで真横になるか、散歩中のエルゴでしか寝たことがないので、まぁ想定内。
先日新幹線で3時間の移動をした日本の友人がクッションがあると楽だと言っていたので、
軽いブランケットを持参。丸めて腰と座席の間にいれたり、娘を座らせたりして、
持っていった人形やら紐やらで遊ばせていました。
眠くて少々ぐずったりもしましたが、時々デッキに出たりして派手に泣くこともなく3時間半。
パリモンパルナス駅に到着後、オットは1人大使館に申請へ、
私と娘は2度目の授乳(+離乳食)時間も近いので授乳室が完備されてるらしいラファイエットへ。
移動はメトロ。使い慣れているし、回数券がやたら余っていたというのもあってメトロにしましたが、
メトロは改札は狭いし、階段は多いし、荷物とベビーカーを持って1人ではちょっと大変かも。
わりと軽量なべビーカー(babyzen yoyo)なのでなんとかなりましたが、やっぱりタクシーかバスが楽そうです。
TGVを降りる時にエルゴを装着したので、そのまま娘はエルゴで移動。
地下鉄のドアを開けたり、階段でベビーカーを持ってくれたり、先々で通りがかった人が助けてくれました。
パリの人たちってほんと田舎の人より親切。声をかけ慣れているというか、手助けの仕方がスマートです。
今回は初めて赤ん坊を連れての移動、電車の中でも若者が席を譲ってくれたり、
あちこちで沢山の人に助けられて、同じように私も動けるようになろうと思いました。
ラファイエットの最寄駅はChaussée d'Antin-La Fayette。
この駅はエスカレーターもあるし、ラファイエットも駅直結で入れます。
本館5階、子供服フロアにabsorbaが提供しているらしいナーサリーがあります。
ナーサリーってもおむつ替えの台(2つ)、流し、椅子なんかがあるだけですが、静かだし清潔で使えます。
写真は左右くっつけたのでアレですが、7・8畳くらいのスペース。窓の外はオペラ座です。
移動中さして眠れなかった娘、精根尽き果てた顔をしとります(笑)
ここでオムツ替え、離乳食、ミルク等々を済ませ一息ついたところ、
やっと娘もほっとしたのかやっとうんち大放出、その後うとうとしてました(笑)
しばらくして申請を済ませたオットと合流。
少しラファイエットの中をぶらぶらした後、早めに食事に。
娘もベビーカーの中で眠り始めていたので、隣のプランタンのブラッスリーに。
ステンドグラスのクーポールが有名な最上階のブラッスリー。
牛肉のカルパッチョと、魚のグリル。
味は普通ですが、何よりベビーカーでも入れるのが嬉しい。
一応、入る時にベビーカーも大丈夫かと聞くともちのろんと。
更にベビーカーを置きやすい窓辺の、もしかしたら座るかもでしょとソファーの席を案内してくれました。ありがたい。
食事中は殆ど娘はベビーカーで寝てました。こちらもありがたい。
その後はパスポートの受け取り16時まで大して時間もないし、ちょっと雨もぱらついてきたこともあり
プランタンやらラファイエットをぶらぶら。
子供服なんてもうどれもこれもカワイイし、パリにいたら散財しまくりだと夫婦で興奮。
食品売り場も垂涎の品揃えで、やっぱパリはいいねぇと思った次第です。
時間になる少し前に大使館へ。
問題なくパスポートを受け取り、そのままモンパルナスへ。
夜21時、無事にまた田舎へ帰って参りました。
娘は帰りのTGVではさすがにもう寝る時間だったのでかなりぐずり(涙
1.5時間ほどエルゴでデッキに立ってたかな。
寝落ちたのでそっと席に戻ったら、隣の席のおばさんにやっと寝たね、静かにしてようねと笑ってもらえました。
見知らぬ町と人ごみと初めての電車に地下鉄、いろんな初めてがいっぱいでお疲れだった娘。
最後の1時間弱、爆睡していました。
そうそう5年もののパスポートって紺色だった!
と、SNCFのla carte Enfant Famille のカード。
1日の移動時間7時間強なんて、大人の我々でも疲れるだろうに、
6ヶ月の娘にはちょっと酷だったかと反省。
次回はゆっくり、泊まってパリを楽しみたいなと思います。
※パリのオムツ替えの場所はこちらのサイトを参考にしました→コチラ
でも結局使ったのはラファイエットばっかだったけど(笑)
c'était son premier Paris.
* mimi du jour *
みみはペンションでグリフォンと仲良くなってたそうです。
先週、パリまで行ってきました。
強行日帰りの巻き。
今回のパリ行きは、娘のパスポートを作るためパリの日本大使館に行くことが目的。
大使館の開館日、日本から取り寄せた戸籍謄本の有効期限(6ヶ月)、オットの仕事との兼ね合い、
みみの宿泊ペンションの空き具合、天候、その他諸々の条件を考えていたところ、
急遽先週末、そしてちょっと大変だけど日帰りで行くことに。
車で行くのもありですが、腰痛持ちのオット1人で往復1000㎞は辛すぎる(ワタクシオートマ限定 だはは)ということで、
TGVで行って参りました。
片道3時間半。疲れた。そして娘はもっと疲れたに違いない。お疲れちゃん。
パスポートについて。
フランスでの日本のパスポート申請は、ブルターニュあたりだとパリの大使館で行います(県による)。
未成年のパスポートの申請は親なり代理人でOKですが、
受け取りは乳児だろうが本人が訪館しなければならないとのこと。
有難いのはワタクシ共のように遠方に住む者用に当日発券のサービスがあるので(要予約)、
朝10時半ぐらいまでに申請すれば、夕方4時くらいに受取が可能。
ということで、なんとか日帰りも可能というワケです。
また、このところの円高の影響でこの4月から発給費が若干お安くなったもよう。
詳しくは日本大使館HPで。
当日。
4時半に起きて支度、爆睡中の娘を5時に起こしてオムツ替え+着替え、5時20分家を出発。
5時50分の始発のTGVに乗車。
普段、起きてから1時間くらいはご機嫌に遊んでいることも多い娘、
朝っぱらから出かけるわ、初めての駅だわ、意外と人が多いわ、電車だわ動き出したわで、
ぐずることなく、寧ろびっくりしつつ6時半、落ち着いてきた頃に空腹に気付きそうだったので授乳。
隣の車両ががらがらだったので移動して授乳しました。(無理そうならミルクを調乳予定でした)
今回のTGVは一等車両(premiere classe)を予約。
何でもちょっと席がゆったりめらしいので、ちょっと楽かなと。
で、確かに席はゆったりめ、クッションもふかふかめw、なかなか快適です。
車内は4人がけのボックスっぽい(完全に仕切られてはいない)席と、2人向き合った席のみ。
全体的にゆったりした、という以外他に大したメリットはないけれど、
各席ごとに電源があってPCや携帯の使用にはストレスがなくてよいです。
チケットは二等に比べると少し高くなりますが、早割や各種割引を使うと普段の2等よりも安く購入可能です。
今回我々が使ったのは la carte Enfant Famille という割引で、子供がいる家族割引のひとつ。
SNCFは3歳までの子供は無料ですが(たぶん)、この割引を使うとその同伴家族も25~50%オフ。
この他にも複数の子供がいるバージョンとか、フランスの鉄道は色々割引があるようです→コチラ
わが家はパリ行を考え始めていた先月、取敢えずこのカードだけネットで申し込んでいました。
(申し込むと1週間ほどでカード到着。意外な速さw)
TGV車内では行きと帰りと1回ずつオムツ替えもトライ。
列車によってはオムツ替え専用のスペースもあるらしいのだけど、
今回乗った列車(車両?)はトイレの中に交換台があるタイプでした(飛行機内のトイレと似た感じ)。
台の大きさは60cm四方くらい、寝かせると完全に足ははみ出ます。
そのクッション付きの台の上に、持参したオムツ替えマットを広げて使用しました。
シート自体はまぁきれいですが、トイレ自体が大概あんまりアレなので朝一ならともかく長居はしたくないかな。
それより何より不便なのは数が少ないこと。
全トイレに付いているわけではないので、場所によってはひどく不便かも。
今回は往復共に2車両先まで行きました。遠い。
TGVの中での娘はというと、ほぼ起きていて(涙
授乳後少しうとうとしたのでエルゴに入れてみたら少し寝てくれたけどそれも30分ほど。
普段ベッドなどで真横になるか、散歩中のエルゴでしか寝たことがないので、まぁ想定内。
先日新幹線で3時間の移動をした日本の友人がクッションがあると楽だと言っていたので、
軽いブランケットを持参。丸めて腰と座席の間にいれたり、娘を座らせたりして、
持っていった人形やら紐やらで遊ばせていました。
眠くて少々ぐずったりもしましたが、時々デッキに出たりして派手に泣くこともなく3時間半。
パリモンパルナス駅に到着後、オットは1人大使館に申請へ、
私と娘は2度目の授乳(+離乳食)時間も近いので授乳室が完備されてるらしいラファイエットへ。
移動はメトロ。使い慣れているし、回数券がやたら余っていたというのもあってメトロにしましたが、
メトロは改札は狭いし、階段は多いし、荷物とベビーカーを持って1人ではちょっと大変かも。
わりと軽量なべビーカー(babyzen yoyo)なのでなんとかなりましたが、やっぱりタクシーかバスが楽そうです。
TGVを降りる時にエルゴを装着したので、そのまま娘はエルゴで移動。
地下鉄のドアを開けたり、階段でベビーカーを持ってくれたり、先々で通りがかった人が助けてくれました。
パリの人たちってほんと田舎の人より親切。声をかけ慣れているというか、手助けの仕方がスマートです。
今回は初めて赤ん坊を連れての移動、電車の中でも若者が席を譲ってくれたり、
あちこちで沢山の人に助けられて、同じように私も動けるようになろうと思いました。
ラファイエットの最寄駅はChaussée d'Antin-La Fayette。
この駅はエスカレーターもあるし、ラファイエットも駅直結で入れます。
本館5階、子供服フロアにabsorbaが提供しているらしいナーサリーがあります。
ナーサリーってもおむつ替えの台(2つ)、流し、椅子なんかがあるだけですが、静かだし清潔で使えます。
移動中さして眠れなかった娘、精根尽き果てた顔をしとります(笑)
ここでオムツ替え、離乳食、ミルク等々を済ませ一息ついたところ、
やっと娘もほっとしたのかやっとうんち大放出、その後うとうとしてました(笑)
しばらくして申請を済ませたオットと合流。
少しラファイエットの中をぶらぶらした後、早めに食事に。
娘もベビーカーの中で眠り始めていたので、隣のプランタンのブラッスリーに。
味は普通ですが、何よりベビーカーでも入れるのが嬉しい。
一応、入る時にベビーカーも大丈夫かと聞くともちのろんと。
更にベビーカーを置きやすい窓辺の、もしかしたら座るかもでしょとソファーの席を案内してくれました。ありがたい。
食事中は殆ど娘はベビーカーで寝てました。こちらもありがたい。
その後はパスポートの受け取り16時まで大して時間もないし、ちょっと雨もぱらついてきたこともあり
プランタンやらラファイエットをぶらぶら。
子供服なんてもうどれもこれもカワイイし、パリにいたら散財しまくりだと夫婦で興奮。
食品売り場も垂涎の品揃えで、やっぱパリはいいねぇと思った次第です。
時間になる少し前に大使館へ。
問題なくパスポートを受け取り、そのままモンパルナスへ。
夜21時、無事にまた田舎へ帰って参りました。
娘は帰りのTGVではさすがにもう寝る時間だったのでかなりぐずり(涙
1.5時間ほどエルゴでデッキに立ってたかな。
寝落ちたのでそっと席に戻ったら、隣の席のおばさんにやっと寝たね、静かにしてようねと笑ってもらえました。
見知らぬ町と人ごみと初めての電車に地下鉄、いろんな初めてがいっぱいでお疲れだった娘。
最後の1時間弱、爆睡していました。
と、SNCFのla carte Enfant Famille のカード。
1日の移動時間7時間強なんて、大人の我々でも疲れるだろうに、
6ヶ月の娘にはちょっと酷だったかと反省。
次回はゆっくり、泊まってパリを楽しみたいなと思います。
※パリのオムツ替えの場所はこちらのサイトを参考にしました→コチラ
でも結局使ったのはラファイエットばっかだったけど(笑)
c'était son premier Paris.
* mimi du jour *
by flatflaterick
| 2014-04-08 00:00
| べべ